−市民協働型訓練の準備−



では、市民震災訓練において「市民協働型まちなか訓練」はどのように進められたかをドキュメンタリー風?に報告します!
「事件は現場でおきている!」 いゃ・・・「災害はわが町でおきている!」。だから我が町そのものが訓練場所!









この「まちなか訓練」の特徴のひとつに 「訓練は当日だけではナイ」ということがあります。
案ずるより・・・「図上訓練」!笑
知っているようで、案外知らない我が町を発見できるのが図上訓練です。
さて!図上訓練で我が町の強いとこ、弱いとこ見えてきたところで、今一度、校下・地区全体の防災体制を点検してみましょう。
大切なことは「命を守る2つの体制!」
人生のベテランからまだまだ若い方まで 「我が町」を題材に話題が尽きません!
図上訓練の盛り上がり大会から、今度は一気に真剣な防災談話に火が入ります!


○ワンポイント 我が町の「防災士」
平成18年度から「かなざわコミュニティ防災士」という
地域の防災リーダーが誕生しました。
彼らは今、各校下・地区に数名配置されています。
専門的な講習と試験をパスした彼らを交え「防災談話」
を進めるとさらに実りが大きくなります。
さぁ〜! 真打ち登場です!
「町会」・・・すなわち「防災実動チーム」の作戦会議です。
安否確認と集団避難。この2つを訓練当日、どこの町会よりバッチリキメるか腕の見せ所!
まずは・・・またまた「図上訓練」!
今度は勝手知ったる我が町会・・・盛り上がりすぎ要注意(ホントの話)
ですが、訓練当日は「町会チームワーク」が問われます。
ワイワイやるコミュニケーションが実は一番大切なのかも知れません。
おっと!
できあがった我が町会の防災地図。
これで町会の避難集合場所や「班」の集合場所をシッカリと決めなきゃ。
あとは、お年寄りの方や障害のある方をどうやってサポートしながら「一緒に避難」するかも大切な課題です。
お隣さんに声を掛け合い「みんなで」避難!
個人々が直接、避難してしまうと校下・地区がどうなっているのかわからなくなり大混乱します。
各町会で安否確認しながら集まって拠点避難所へ避難する体制です。
「町会単位」で安否確認を実施し、自主防災組織本部へ報告する体制です。
自主防の役員さんは小学校等の拠点避難所で報告を受けとりまとめ役となるよう分担することが大切です。
「町会」は基本的な防災活動単位です。



「おい!うちの班。公園ないから、この駐車場に・・いや広見にすっか!?」

○ワンポイント 町会の防災計画
特に町会で防災計画等を作成するときは、消火班や通報班など個人に任せきりにしないことが大切です。
町会としてやるべきこと。それは「命を守る体制」です。
「安否確認」「集団避難」を基礎と位置づけ、「向こう三軒両隣」声を掛け合い、班長さんをリーダーに安否を確認し、町会の集合場所へ。
これを町会のみなさんが共通認識することを簡潔にフロー図でまとめることなのです。
そして、文字で理解するのでなく、訓練で体験してみることなのです。
すると、いざ!というとき、リーダー不在でもやるべきことは簡潔ですから、その時々、町にいる方々が声を掛け合い行動できるのです。


○ワンポイント 「うまい」防災談話
自主防の役員さん、町会長さんのみならず公民館さん、民生委員さん、青年団クンやPTAに消防団・・・
地域を盛り上げる方々が一堂に介するとさらに新たな発見があります。
発見は「つよい町へのポイント」です。うまい防災談話に!


いよいよ本番近し!
みんなで話し合ったり、図上訓練は楽しかったけど・・・
訓練って準備が大変な大イベントやからなぁ〜
と!お嘆きの方も多いと存じます。
ご安心アレ!
「まちなか訓練」は準備もイージーです。
お金もあんまり掛かりません!(断言)
防災談話などで決めた安否確認の資料(紙)やプレートなどでも訓練は可能です。
何回でも使えるので公民館なんかに保管すれば次回の訓練も作成不要!当然、本番でも使えます。
さて!この訓練では人(スタッフ)確保が重要です。
特に我が町の防災リーダー「消防団」に声を掛け協力!
最も地域に根付いたプロ集団です。
また、防災士の方も数々の訓練ノウハウを習得されていますので頼りになります。
計画に基づく自主防本部の集計スタッフ
応急手当、救助及び消火ポイントの指導に地域のプロ!消防団!

「地震が発生!訓練開始ですょお」と合図

テント組立や各種ポイントの設置スタッフ
安否確認と集団避難は必須の基本訓練です。
主にこれらが準備品となります。
再び登場!図上訓練で使った地図とペン
町会長さんや班長さんの報告用紙
自主防本部用の校下・地区全体の安否確認表
安否確認と集団避難じゃ物足りぬ地域の方へ!
安否確認や避難を開始する「まちなか」に「仕掛け」をします。
もちろん場所は秘密です。(笑)
参加した住民の方々は、発見した方が初動対処!
「こりゃひとりじゃ難しい」方は、周辺の参加者へ声を掛け、みんなで協力して対応します。
すんなりいくはずの安否確認と集団避難が「混乱」します。
混乱は「話題」になり、コミュニティづくりや体制見直しの材料となります。
○ワンポイント まちなか訓練への道
まちなか訓練は「地域コミュニティ」を最も重視した新型訓練です。
消火訓練や応急手当訓練などの個人のテクニックを磨く訓練とは異なります。
地域が「顔と顔」でつながるコミュニティこそが強い町と過去の災害で明確に立証されています。
当日に向けた図上訓練での談話、町会ごとのライバル意識、そうした地域の盛り上がりが「強い絆」の町を作り出すのです。


なにも「まちなか」でボーボー燃やす必要はありません。
「火事!」とわかればそれでよいのです。
発見したくないでしょぅなぁ 笑
左のようなホントに住めそうな「倒壊家屋」もいいですが、右のようにブロックや廃材を積んでも
おもろぉ〜い!(というか簡単)
大事なのはマネキンや人形、とにかく人らしいものが下に挟まっている状態が肝心。
ひとが挟まってなきゃ みんな素通りしてしまいます。泣



愛車のジャッキ・・・役に立ちましたわ
物干し竿や竹の棒(普通ナイか・・・)と毛布




まちなか訓練 応用編の特徴的なポイントです。
「模擬高齢者(災害時要援護者)」の設定です。
本当に自力歩行困難な方を搬送するのはリスクが高くなります。
ですから「模擬」で「元気な方」に扮していただくのです。
表示を首から下げて、街角で、あるいは想定された家(玄関)にうずくまったりして待機します。
そして「班」の集合場所、町会の避難集合場所、最後は校下・地区の拠点避難場所へと介添えや搬送します。
実際に人間を運ぶ といった体験を通し、町の防災計画の見直し材料にもなります。


「なるほどぉ・・・こんな項目が必要なんだなぁ〜ふむ」
○ワンポイント
これらの基本準備品は実際の災害で役に立ちます。
作成し訓練後は公民館などに配置して、みんなに周知
しておくとよいです。

