若手職員インタビュー /消防署 救助隊員
救助隊の業務内容を教えて下さい。
救助隊は災害や事故現場で救い出すことを使命とする専門部隊です。
火災や交通事故、災害などさまざまな緊急事態に迅速に対応し、安全に救助活動を行います。
また、救助活動だけでなく、日頃から訓練や装備の点検を重ね、いざという時に最高の力を発揮できるよう準備をしています。
地域の安心・安全を守るため、常にチーム一丸となって取り組んでいます。
志望動機を教えて下さい。
高校の先輩が消防士として活躍しているのを見て、自分も消防の仕事に興味を持ちました。
大好きな金沢の町を守りたい、誰かのために働きたいと思ったのがきっかけです。
これからも地域の皆さんの安心を支えるために、全力で頑張っていきたいです。
消防士になったきっかけ
火災現場で屋根上に取り残されている逃げ遅れの家族をはしごで救出できた現場は忘れられませんし、
消防士になってよかったと思えた瞬間でした。もうひとつは、令和6年能登半島地震での多くの現場です。
被災された方々の不安や戸惑いを目の当たりにし、一刻も早く安全を届けることの大切さを強く感じました。
同時に隊員同士力を合わせて一人でも多く救出できたときのやりがいや達成感も忘れません。
この経験を通して日々の訓練の大切さを改めて実感し、消防士としての使命感をより強く胸に刻むことができました。
消防士になってみて、意外だったことはありますか?
消防士として働き始めて感じたのは、現場での活動だけではなく、日々の訓練や準備、予防査察や
水利点検など安全を支えるための様々な業務が多いということです。入る前は火事や救助の現場に行くことが
中心と思っていましたが、実際にはそれ以上にチームワークや日頃の努力が大切だと実感しました。