若手職員インタビュー /消防署 予防係
予防係の業務内容を教えて下さい。
予防係は、火災を未然に防ぐために建物の立ち入り検査などを行っています。
消防用設備等が正しく設置されているか、避難通路や階段等に避難の障害になるものが置かれていないかなどを確認します。
消防隊や救助隊のように目立つ仕事ではありませんが、「火災を発生させないこと」「被害を最小限に抑えること」を目的とした、
とても重要な仕事になります。まさに”消防の縁の下の力持ち”として、日々地域の安全を守っています。
予防係の一日の流れは?
予防係は、消防隊などのような24時間勤務ではなく、平日の朝8時30分から17時15分が勤務時間で、
土日祝は休みと、事務職に近い勤務体系です。
午前中は建物の検査や事業所の訓練指導、午後は書類などの事務作業や窓口対応といった業務を行う日もあります。
仕事のやりがいについて。
予防係の仕事は、普段あまり注目されません。ですが、検査や指導を通して事業所の方や
市民の方々の防火意識の向上、建物の防火対策が実施されていると感じられる瞬間が、一番のやりがいです。
火災を起こさせないという成果は見えにくいですが、地域の暮らしを守っているという実感が、私たちの誇りです。
消防士を目指す人へのメッセージ
火災を予防することは、消防士の重要な使命のひとつです。
消防士は一人ではなく、仲間と協力しながら市民の安全を守っています。現場活動だけでなく、
予防や指導でも力を合わせることが大切です。
消防士の仕事は多岐にわたり、体力に自信がなくても活躍できる分野があります。
あなたの挑戦が、安心して暮らせる未来につながります。
